生活習慣病の予防と改善
「生活習慣病の種類」
糖尿病、脳卒中、心臓病、高脂血症、高血圧、肥満などです。
ここではおもに糖尿病、脳卒中、心臓病について紹介しますね。
「糖尿病」
この病気になるとブドウ糖が、細胞の中に運ばれにくくなり血液の中にブドウ糖があふれてしまいます。
インスリン(血糖を下げるホルモン)が足りなくなったり細胞に作用しにくくなってしまいます。
そうなると筋肉や臓器にエネルギーが運ばれないので、エネルギー不足になってしまいます。
糖尿病には1型、2型とありますが、ほとんどが生活習慣からくる2型です。
予防法
何といっても肥満がたいてき!野菜を多くとり規則正しい生活を心がけましょう。
もうひとつ大切なのが適度な運動。すこし汗ばむくらいの運動を毎日20分から30分くらいはやりましょう。
あとは万歩計をつけて歩数を確認してください。
目標9000歩を目指して頑張りましょう!
「脳卒中」
脳卒中は血管がつまったり、やぶれたりしてその先の細胞が死んでしまう病気です。
程度にもよりますが急に倒れたり、ろれつが回らなくなったり、手に力がはいりにくくなったりします。
そういう症状がでたらすぐに救急車ですよ!!
脳卒中にはいろいろな種類があります。
脳梗塞・・・かんたんに言うと血管がつまる状態。
コレステロールや動脈硬化、あとは血栓がながれてきて血管がつまることが原因です。
(脳卒中死亡の60%)
脳出血・・・その名のとうり血管が破れる状態です。
高血圧や血管の壁が弱くなり、破れることが原因です。
(脳卒中死亡の25%)
くも膜下出血・・脳をおおっている膜(内から軟膜、くも膜、硬膜)のうちくも膜と軟膜の間の出血です。
出血が始まると脳全体を圧迫してしまいます。
後ろから蹴られたような激しい頭痛、嘔吐、痙攣などがおこり急死することもあります。
(脳卒中死亡の10%)
予防法
最も大事なのは、高血圧を防ぐ事!
それには塩分減らしてカリウムをとることです。
たばこ、飲酒も控えめに!
カリウムは野菜、きのこ、果物に多く含まれていますよ。
「心臓病」
心臓病はおもに動脈硬化が原因の虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)不整脈、心房細動、房室ブロックや生まれつきの先天性の心房中隔欠損などに分類されます。
虚血性心疾患というのは、心臓(心筋)に血液が行かなくなる病気です。
それにより心臓の動きが悪くなる、時には止まるということです。
4大危険因子
高血圧、高脂血症、たばこ、高血糖。
やはり脳卒中と同様、塩分たばこを控えめにし、適度な運動が大切です。
やはり食べすぎ、たばこの吸いすぎを防ぎ規則正しい生活をすることが万病を防ぐ基本みたいですね!
予防をしてならないのが1番ですが、現在病気と闘っている方は、リハビリがとっても重要ですので根気よくあきらめずに頑張ってください。