腰痛の種類とその仕組みと予防



腰痛の種類とその仕組みと予防

近頃ではかなりの割合の方が腰痛をかかえる時代になってきました。

 

症例で非常に多い代表的な3大腰痛疾患。

 

●変形性脊髄症(変形性腰椎椎間板症)

 

変形性脊髄症は脊髄のどの部分にも起こる病気で頚椎や腰椎におこりやすいです。

 

椎間板の老化により椎骨の角に「コツキョク」という骨のでっぱりが出てきて脊柱が変形してきます。

 

その変形により周りの筋肉のバランスが崩れたり、神経を圧迫したりして痛みがでます。

 

加齢とともにこの疾患の割合は増加しています。

 

変形がかなり進行している場合はコルセットをつけなければなりません。

 

注)コルセットは外に出かける時や、長い時間の立ち仕事の時以外はなるべくはずすようにしてください。

 

筋力が弱ってしまいますから!

 

症例によっては、はずせません。

 

●椎間板ヘルニア

 

椎体に大きな負荷がかかった時などに発症し、若い人にも多いです。

 

背骨と背骨の間のクッションの役割をはたしている椎間板が強い力がかかった時に押しつぶされ、椎間板の中の髄核という組織が飛び出しその飛び出した出っ張りが近くを通っている神経を刺激するものです。

 

近くを通っている坐骨神経を刺激すると、お尻から足のほうにしびれや、痛みがでます。

 

痛みが落ち着いてきたら腰の筋肉をつける運動などが再発を防いでくれます。

 

かなり悪化したものは手術することもあります。

 

●腰椎症

 

腰椎症は腰痛の中で最も多く現代病とまで言われています。

 

症状はいろいろありますが、朝の動きだしに痛かったり夕方になってくるとだんだん痛くなったり長時間座っているときつくなったりといろいろです。

 

腰に負担をかけすぎ疲れがたまりすぎたり、運動不足や普段の姿勢の悪さからくる場合が多いです。

 

対処法で一番大事なのは普段の姿勢を気をつける事と腰痛体操などで腰まわりの筋肉をつけることやストレッチなどがとても重要です。

 

★姿勢と腰痛体操につきましては他のページでくわしく説明しますね^^

 

日常生活でとくに患部をなるべく冷やさないように心がけてください。

 

それから痛みがつよい時など、中腰になる時なるべく上体の角度をかえずに動作するように心がけてくださいね。